剣道の試合に出るようになったら、気を付けておきたいことなど

剣道
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剣道教室に入会し、ある程度出来るようになってくると
試合への出場も勧めてもらえるようにもなります。

 

試合といっても防具を付けてたたかうだけでなく、
基本の切り返しの上手さを競う試合もありますので、
試合に出てみないかというお誘いがあれば、
子どもの励みにもなりますので是非参加させてあげてください。

 

小中学生が出場する試合について、
うちの子が通う教室で参加している試合を参考にして、
どんなものがあるのかを書いてみます。

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剣道の試合と言っても色々あります

普通、剣道の試合というと防具を付けての、制限時間内に
「面」や「胴」などを多く取った方が勝つというイメージがありますよね。
勿論、そのタイプの試合が一般的ですし殆どがそれです。

 

でも、それだと剣道を始めたばかりでまだ防具を着装していないレベルの子どもは、
試合に出る機会に恵まれません。その為、小学生未満の子どもでも参加できる試合も
うちの地域にはあります。

 

ちっちゃい子が一生懸命に竹刀を振っている姿は、
とても可愛いです(出場している子どもたちは勿論真剣に取り組んでます)

 

うちが通っている教室も、その小さい子も出ることができる大会に参加しています。
年に1回の開催ですが参加が決まった子は、試合に向けて一生懸命に稽古をします。

他には、
・小中学生の大会や錬成会の予選(本選に出場する試合もあります)
・中学生の錬成大会
・市民大会の地区予選(代表になれば本選に出場)
・教室内での試合
・中体連(これは、通っている中学単位での出場になります)
・地区内の大会
・北海道で国体が開催された記念の大会(中学生対象)
・赤胴大会の予選、本選(北海道の大きな大会です。小学生対象)
・スポーツ少年団主宰の大会(秋に交流戦・2月に新人戦)
などに出場しています。

 

また、当日参加可能な子全員が出れる試合と、選手を選出する試合があります。

 

大きな大会の予選は、希望すれば殆ど出場可なのですが、
スポーツ少年団の試合では参加人数に限りがあるので、
メンバーを指導者が決めています。

 

うちの子は、メンバー選出の試合にはあまり出たことがないのですが、
本人的にはそれでもいいようであまり悔しがりはしないんですよねえ(苦笑)。
国体記念の大会なんて、会場が遠いので代表にならなくて良かった~なんていうくらいだし。(車酔いが酷いというのもありますが)

 

でも、1度くらいは地区代表に選ばれて欲しいな、と
親としては内心思っているところです。
※5月に出場した試合の記事です
札幌小・中学生剣道錬成大会に参加しました

試合に出るようになると…

試合の選手に選ばれるようになると、当然ですが稽古時間は増えますし
内容的にも、試合に勝つことを目指した稽古もなっていきます。

 

稽古時間が増えるというのは、毎回の稽古時間は決まっているので
極力休まないように言われるのと、所属している教室以外の所にも
稽古に行くよう指導をされることもあります。

 

赤胴大会という、北海道では最大規模の大会の選手になると
赤胴大会に出る選手のための錬成大会や地区の稽古会も開かれるので、
子どもも親もそれに時間を取られるようになります。

 

うちは上の子も下の子も参加したことがないのですが、
傍から見ているだけでも大変なのが理解できました…

 

この赤胴大会と中学生の国体記念錬成会は、
うちの地域では地区予選の参加者で小学生は上位20位まで、
中学生は上位15位までを決め5人ずつのチームを組んで出場します。

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そのため、所属する教室もばらばらの子ども同士でのチーム編成になります。

 

チームワークを育むためもあり、合同稽古会も何回もあるんですね。
付き添う親も(指導者もですね)正直大変…なんですが、頑張ってる子ども達のために、
親も協力を惜しまないって感じです。

 

普段はライバルである他教室の子とも仲良くなれるチャンスでもありますし、
そんな楽しみもあるようです。

 

うちで通う教室は全国大会まで繋がるような試合は出ていないので
(スポーツ少年団の秋の交流戦くらいかなあ)
あまりにも高額な遠征費は掛からないです。

試合出場するようになったら、特に気を付けておきたいこと

さっきも書きましたけど、稽古の時間が増えたり
稽古内容がハードになることもあるので体調管理はしっかりと
注意してあげなくてはいけません。

 

剣道に限らずですが、試合にでる以上は勝って欲しいですし
本人も勝ちたいでしょうから、その為にも体調を整えておきたいものです。

 

着装の乱れも、試合に出る際は注意を受けます。
防具に付いている紐類が取れそうになっていないか、
竹刀にささくれはないか等、親も一緒に点検した方がいいです。

 

着装や防具の乱れは昇段審査時には減点対象にもなりますし、
普段から注意するようにした方がいいです。

 

あと、実際に試合をして勝った時のことですが。

他のスポーツのように、ガッツポーズをしたりはしゃいだりすることは
剣道に限ってはマナー違反になります。
応援も、他のスポーツのような派手な応援はNGです。

子どもの時だとまだ許されるのですが、審判から注意されるかと思いますし大人だと1本入っていても、取り消されることもあるんです。

 

こういった、剣道独特のマナーについても、
試合に出る前に、きちんと教えてもらっておくようにしましょう。

 

実際に、応援しているお母さんたちの声援がうるさいと
審判に注意されている所を私は見たことがあるんですよ。

 

頑張ってる子どもを張り切って応援したくなるのは分かるのですが、
応援する側のマナーもしっかり守ってくださいね。

親も試合の手伝いをするの?

これも気になるところだと思います。保護者も、
試合の進行に関わるようなお手伝いがあるかどうか…ですが

 

これ、実はあるんです。

 

うちの地区では当番制で、○○大会の時はどこそこの教室が
お手伝いに入って下さいというのが回ってきます。

 

日当やお昼のお弁当も出ますが、うちの教室では、日当は教室自体の収入とし、
行事をする時の費用に充てています。
お弁当は監督をしてくださる指導者のお昼にしたりしてますね。

 

お手伝いの仕事ですが
・試合時の記録係
・時計の係(時間を計る仕事ですね。小学生は2分、中学生は3分というのが
多いです)
・会場係(試合がスムーズに行えるよう、出場する子どもたちの確認をします)
この3つが主な仕事になります。審判は指導者がしますので、親はしません…というか、出来ません(苦笑)。

 

入会したての頃は、試合に出てもすぐにはこういう
お手伝いの仕事はしないでもいいかと思いますが、
いずれは任されるようになりますので、
教室内での試合時など、積極的にお手伝いをされたら良いかと思います。

 

剣道のルールや、こういう時に1本入るんだというのが分かるようになると
子どもの試合を見る時もより楽しく見れるようになりますし、
応援にも、より力が入るようになれます♪

まとめ

子どもが試合に出場出来るようになると、親の方もお手伝いをする事が増えてきます。

 

面倒だと思わずに、積極的に関わっていくことで
自分も剣道のことがより分かるようになれますし、
子どもにもあの時はこういう風にしたらもっと良かったんじゃない?
というようなアドバイスも出来るようになります。

 

折角のお稽古ごとで子どもが試合に出ることが出来るようになったのですから、
親子でより楽しめるよう関わってあげて下さいね。

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