11月の夜空も、実は控え目(苦笑)
流星群も、ZHRは地味な数値のものばかりです。しし座流星群も、ピーク時でもそんなに期待のできるZHRではないですし…
そんな中で、期待できる天体ショーは何か、チェックしてみました。
★11月は天候的にも夜はかなり冷え込んできますので、風邪をひかないよう暖かい格好で、天体観測をしてください。
11月の流星群は何がある?
しし座流星群の他、下記のような流星群があります。
おうし座流星群南群 11月5日 5
エリダヌス座δ流星群 11月10日 2
おうし座流星群北群 11月12日 5
とも座ζ(ゼータ)流星群 11月13日 3
しし座流星群 11月17日 不定 変動
いっかくじゅう座α流星群 11月21日 不定 不定期
(日付けはピーク時。その後の数字はZHRです)
しし座流星群は、2001年に大出現をしたのでご記憶の方も多いと思いますが、それ以降は目立った活動はないのだそう。今回調べたところでもZHRは不定で、活動の強さも変動となっていました。
大出現を見せる時とそうでない時の差がすごく激しい流星群なのだそうです。
次にZHRが1000を超えるような大出現が期待できるのは、なんと2094年あたりだとか。随分先の話しです(苦笑)
とはいえ、しし座流星群の流れ星は明るいものが多いので、もしかしたら流星痕もみれるような、見事な流れ星を見ることが出来る可能性はありますので、お天気がよければ観測してみるのは、アリですね。
1番の見頃は17日の夜~18日の明け方にかけてになります。月明かりがないので観測条件は良いのですけどね。
しし座流星群以外の流星群も、軒並み不定だのZHR2~5のものばかりです。1時間粘ってみて、2~5個の流れ星が運が良ければ観れるレベルです。
11月の、その他の天体ショーは?
こちらも、ぱっと見て分かるようなものはないですね。
4日 満月
12日 レグルス食
18日 新月
23日 海王星が留
24日 水星が東方最大離角
この中での注目の天体ショーは、レグルス食です。しし座の一等星のレグルスが、月に隠れる現象です。
食の入りは殆どの地域が地平線下で起きるので、観測は出来ないのですが北海道などの北の地域の一部では、食の入りから観ることができます。
札幌で、食の入りが11月11日の23時46分頃、食の終わりは12日の0時42分頃になります。
まとめ
地味ながらも、期待もできる天体ショーがある11月の夜空です。お天気が良ければ、ちょっと夜空を見上げてみましょう。
もしかしたら、思いがけない天体ショーを見ることができるかも知れません♪
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