8月は三大流星群のひとつ、ペルセウス座流星群がピークを迎えます。
他にも見応えのある天体ショーもあり、天体観測をするにはとても楽しみな月です。
夏休み中だしお盆とも重なるので、帰省先や旅行先で普段よりきれいな夜空を眺めることもできますね。
お天気に恵まれたら、是非流星群観測をしてみましょう♪
★ペルセウス座流星群 2017年は…★
残念ながら、ペルセウス座流星群がピークを迎える頃は、全くお天気ダメでした。ずーっと曇り空で、ちらとも空は覗けませんでした。残念です。 全国的にも天候不順だったようで、普通なら流星群が見えた、とか観察会が開かれたというニュースも流れるのですが、それもなかったし…… 来年は見られるといいですね。 やっとこさで晴れた日(17日か18日だったか)に、夜中に玄関先で夜空を見上げたのですが、1つだけ流れ星を観る事ができました♪ 時期的にペルセウス座流星群の残り火か17日がピークのはくちょう座流星群のものか、或いはそれ以外のやつか判別は出来ませんけど、取敢えず1個だけでも観れたので、ラッキーということで。 |
ペルセウス座流星群がピークです
8月の天体観測のメインといえば、やはりコレ♪
ペルセウス座流星群です。
私も帰省した時には、実家の母と二人で結構夜空を見上げてます。
何年か前のことですが、天頂付近を流れたやつがそれは見事な流れ星で、流星痕がしばらく残っていたのを、憶えてます。ああいうの、また見てみたいなあ~って思いますが、中々お目にかかれないです。
2017年のペルセウス座流星群のピークは8月12日から13日にかけて。
ZHRも100で、流星の数は期待が持てます。
ただ、夜10時以降、月明かりがあるため観測条件としては今イチになってしまうそうです。ちょっと残念かな。でも、ペルセウス座流星群は明るい流れ星も多いので、月明かりが目に入らないよう観たりして、工夫してみるといいと思います。
ペルセウス座流星群以外の流星群も色々とあります。
・みずがめ座ι(イオタ)流星群南群 8月4日 2
・みずがめ座δ(デルタ)流星群北群 8月8日 4
・はくちょう座κ(カッパ)流星群 8月17日 3
・みずがめ座ι(イオタ)流星群北群 8月20日 3
・エリダヌス座π(パイ)流星群 8月25日 4
・かじき座γ(ガンマ)流星群 8月28日 5
(日にちはピーク頃のもので、そのあとの数字はZHRです。)
ZHRは少ないのですが、ペルセウス座流星群とも重なっているものもあるので、予想以上の流れ星が観れるかも知れません♪
皆既日食
8月には皆既日食もあります。
残念なことに日本では観測できないのですが、ハワイを含む北太平洋の東側と北アメリカ大陸のすべて・南アメリカ大陸の北部北大西洋地域の大部分・アフリカ大陸の北大西洋沿岸および西ヨーロッパの一部で日食が起きます。
皆既日食は、アメリカ西海岸のオレゴン州から東海岸のサウスカロライナ州まで、北アメリカ大陸を横断する帯状の地域で観測が出来ます。
今回の日食は、日本では8月22日の日の出前に起こるため見ることができません。
部分月食
8月は月食も観測できます。
8日の早朝に始まって、最大でおよそ1/4が欠ける部分食が観ることができます。
皆既月食ではないのですが日本全国で観測できるので、お住まいの地域での月食が始まる時刻をチェックされておくといいですね。
東京で、2時22分頃から欠け始めて、最大が3時20分頃。
食の終わりが4時18分頃になります。かなりの早朝…というか、深夜帯な時間に欠け始めるので観測するのはある意味難しいかも知れません。
だって、普段思いっきり寝ている時間に起きるのって中々根性要りますから(苦笑)
月食の日はみずがめ座δ(デルタ)流星群北群のピークと重なりますので流星群観測と併せてみるのもいいかも、です。
それ以外の天体ショー
・3日 天王星が留
・12日 水星が留
・26日 土星が留
・27日 水星が内合
このような『留』と『内合』が起きます。観測…といっても目で観てすぐに分かるような現象ではないので、気付かずに終わってしまっちゃいそうですが(笑)
まとめ
8月は、1年の中でも特に天体観測もしやすく見応えのある天体ショーが重なります。特に2017年は日食(これは日本では観ることができませんが)や部分月食などもあります。
子どもさんの夏休みやお盆休みもありますので、普段よりも夜更かしがしやすいと思いますのでいつもは夜空なんて観ないという方も、是非流星群をみてください。
夜空をすーっと流れる星をみたらきっと感動できますから♪
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